建物を作ることにおいて、“地域主義”を最も魅力的な現代的テーマに変換した一人として、ピーター・ズントー(ペーター・ツムトァ)がいる。1980年代よりスイスの片田舎で、地域所有の小さな教会やスイスの山岳建築特有の木造工法を用いた住宅を作っており、90年代末から00年代にかけて世界中の建築家の中で注目を集めている。注目を集めた後も変わらず、スイスの片田舎で事務所を営んでいる。公共建築などの大規模な建築における彼の代表作はテルメ・ヴァルスである。地元で採れる大理石を使った温泉施設であるが、採掘場をそのまま温泉にしたような建築物であるが、ズントーの素材に対する繊細な感性が、その野蛮な原初性に美しさを与え、世界中の人々が建築巡 礼に訪れる名所となっている。ここは建築に関わりがなくても満足できる独特の美しさがあり、建築に関して全く知らない方に是非お勧めである。この作品集は5冊セットで、初期の作品から現在進行中のプロジェクトを網羅している。なかなかスイスまでいく機会がない人にお勧めである。多分、スイスに行く事になるかもしれない。
2015年3月12日木曜日
2014年9月18日木曜日
Scandinavian Modern Houses / 北欧名作住宅集2
北欧の名作住宅集になります。
前回紹介したLandmarksはデンマークを中心としたものでしたが、
こちらは北欧全域からよりすぐりの住宅を紹介しています。
前回紹介したLandmarksはデンマークを中心としたものでしたが、
こちらは北欧全域からよりすぐりの住宅を紹介しています。
取り扱われている家は、
アスプルンド、ヤコブセン、アアルトといって巨匠から、
アルネコルスモ、スーヴェルフェーンといった
北欧国内で有名な作家まで14軒ほど掲載されています。
なにより北欧建築を専門とするLiving Architectureから出版されているため、
日の入り方など丹念に計算され、写真が撮られています。
日本の出版社の短期取材ではなかなかお目にかかれない
美しいシーンが多数掲載されています。
日本の住宅メーカーがつくる北欧住宅も年々良いものが出ていますが、
その源流をさかのぼるとこれらの住宅に辿り着きます。
2014年9月12日金曜日
Landmarks:The Modern House in Denmark /北欧名作住宅/デンマーク
北欧住宅集の良本である。
北欧住宅といえば、
三角屋根と白い木の外壁というイメージが思い浮かぶくらい
日本での認知度は高いと思う。
スウェーデンハウスといった北欧輸入住宅専門のハウスメーカーもあるくらい
日本人の好みにあっているのかもしれない。
ただし、
あくまでこれらのハウスメーカーで扱う北欧住宅は
量産化されたタイプのものであり、丁寧に設計されたとは言い難いものも多い。
今回紹介する「Landmarks」は、北欧の中でもデンマークの名作と呼ばれる住宅を集めています。ポールケアホルムの自邸(設計はハンナケアホルム)などの有名なものから、モーエンス・ラッセンやクヌド・フリスといった日本ではあまり紹介されない北欧の巨匠まで326ページにわたり、
序文とクレジット以外ほぼオールカラーで掲載されています。
実は北欧のインテリアを紹介する本は一般誌も含めて沢山ありますが、
綺麗な写真と図面で北欧の住宅を紹介する良本はなかなかありません。
北欧住宅といえば、
三角屋根と白い木の外壁というイメージが思い浮かぶくらい
日本での認知度は高いと思う。
スウェーデンハウスといった北欧輸入住宅専門のハウスメーカーもあるくらい
日本人の好みにあっているのかもしれない。
ただし、
あくまでこれらのハウスメーカーで扱う北欧住宅は
量産化されたタイプのものであり、丁寧に設計されたとは言い難いものも多い。
今回紹介する「Landmarks」は、北欧の中でもデンマークの名作と呼ばれる住宅を集めています。ポールケアホルムの自邸(設計はハンナケアホルム)などの有名なものから、モーエンス・ラッセンやクヌド・フリスといった日本ではあまり紹介されない北欧の巨匠まで326ページにわたり、
序文とクレジット以外ほぼオールカラーで掲載されています。
実は北欧のインテリアを紹介する本は一般誌も含めて沢山ありますが、
綺麗な写真と図面で北欧の住宅を紹介する良本はなかなかありません。
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