北欧住宅集の良本である。
北欧住宅といえば、
三角屋根と白い木の外壁というイメージが思い浮かぶくらい
日本での認知度は高いと思う。
スウェーデンハウスといった北欧輸入住宅専門のハウスメーカーもあるくらい
日本人の好みにあっているのかもしれない。
ただし、
あくまでこれらのハウスメーカーで扱う北欧住宅は
量産化されたタイプのものであり、丁寧に設計されたとは言い難いものも多い。
今回紹介する「Landmarks」は、北欧の中でもデンマークの名作と呼ばれる住宅を集めています。ポールケアホルムの自邸(設計はハンナケアホルム)などの有名なものから、モーエンス・ラッセンやクヌド・フリスといった日本ではあまり紹介されない北欧の巨匠まで326ページにわたり、
序文とクレジット以外ほぼオールカラーで掲載されています。
実は北欧のインテリアを紹介する本は一般誌も含めて沢山ありますが、
綺麗な写真と図面で北欧の住宅を紹介する良本はなかなかありません。
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